トマト薬局薬剤師のひとりごと㊽ 腎機能障害患者の食事

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トマト薬局の薬剤師がやっている事や感じている事をコラムにてゆるく連載していきます。よろしくお願いします。 長く薬局で勤めていると、同じ患者さんに10年以上お薬をお渡ししたり健康相談にのったりする事があります。その中でも特に印象に残っている患者さんがいます。70代男性で高血圧や糖尿病の持病をお持ちで、お酒をよく飲まれるぽっちゃり型の体型をされた愛嬌のある患者さんでした。自営業をされていましたが、奥様に先立たれて独居で過ごされていました。年金も少ない方だったので、自転車や釣りなどあまりお金のかからない趣味を楽しまれていました。最初は体重を落として血圧や血糖値を下げるようお話していましたが、徐々に腎機能が落ちてこられました。腎臓にやさしい痛み止めに変更するなど薬剤師としての仕事はしましたが、食事に関しては塩分とタンパク質やカリウム制限などのお話しかできずにいました。そのうちどんどん痩せて来られて、腎機能も一気に悪化してしまい透析導入で他院へ転院されて行きました。個人的にはもう少し具体的な生活指導が出来れば、透析導入までの期間が少しは伸ばせたのではないかという想いが残っていました。 この患者さんの経験もあり、薬剤師も管理栄養士さんから生活指導の勉強をさせてもらい、今よりは具体的でためになる生活指導が出来るように毎月勉強をしています。先日の講演会で腎機能低下の患者さんは食べるタンパク質の制限も必要ですが、それ以上に自分の体重が減ると体重減少分のタンパク質が腎臓の負担になるという勉強をしました。ですのでご飯をガーリックライスにしたり油を上手く使って体重減少を防ぐ事が最も大切だそうです。以前からその知識があればと後悔する部分はありますが、せめてこれからお話させていただく患者さんには、教えていただいた知識をお伝えして多少ではお役に立ちたいと改めて思いました。 トマト薬局の掲げている【薬と健康を通したあたたかいつながりを】にこのコラムが少しでもお役にたてれば幸いです。 #薬局#愛媛県#岡山県#薬剤師#在宅#新卒採用#薬剤師求人#松山市#岡山市#倉敷市#伊予市#中途採用#調剤薬局#薬局研修