2025/10/27
トマト薬局の薬剤師がやっている事や感じている事をコラムにてゆるく連載していきます。
よろしくお願いします。
薬局で仕事をしていると、患者さんから病院でもらった検査値の表の数値から、生活をどうしたら良いかアドバイスを求められる機会がよくあります。トマト薬局の薬剤師は薬の情報のみではなく、そういう場合に検査値の意味を理解して良い生活指導を出来るように月に1回管理栄養士の先生から研修を受けています。今回は具体的な病気や検査値からどの食品を減らしたり増やすという話ではなく、せっかくお話した内容を患者さんが実行する率を上げる話し方のコツを教わりました。
〇先ずはラポール形成から
検査値の表もらうと緊張しますねなど、先ずは共感から入る
責めずに受け止める(お菓子をやめるのは難しいですねなど)
〇行動目標設定は小さく具体的に
お菓子を食べるのは15時までにしてみましょう。
〇成功体験を承認する事で行動変容につながる
少しでも検査値が改善したり、行動改善が出来れば誉める。一時数値が悪くなっても行動改善の努力継続だけでもえらい
〇専門用語を使わない
炭水化物減らしましょう→ミカンは1日1個まで
タンパク質増やしましょう→朝ごはんに卵1個食べましょう
など具体的なコツを教えていただきました。相手の理解できる言葉で小さな具体的な目標を立てて、出来た事を誉めて悪い時も寄り添う事で行動変容に繋げる大切さを改めて勉強しました。子育てや後輩指導にも通じる基本的な事ですが、なかなか出来る人が少ない難しい事だと思います。我々もテクニックにばかりとらわれず基本を大切に日々仕事に取り組んでいこうと気持ちを新たにさせていただきました。
トマト薬局の掲げている【薬と健康を通したあたたかいつながりを】にこのコラムが少しでもお役にたてれば幸いです。
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